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◆サンゲツ 「第5回壁紙デザインアワード」 『. to noise』が大賞に

 (株)サンゲツは、12月22日(水)、同社品川ショールームにて「第5回サンゲツ壁紙デザインアワード」の最終プレゼンテーション、および最終審議を実施し各賞を決定、同日セレモニーを執り行った。大賞は原寛貴さん・駒澤直登さんの作品『. to noise』(ドット トゥー ノイズ)が獲得した。

 同アワードは、壁紙デザインの新しい可能性を探るべく2017年にスタートしたデザインコンペ。今年は446作品(WEBエントリー694件)が応募、そのうち10月25日(月)に行った一次審査で11作品をファイナリストとして選定した。今回の最終プレゼンテーションは、その11作品の作者自身がデザインコンセプトを審査員に直接プレゼンテーションするもの。

 最終プレゼンテーションの後、最終審議が行われ、その結果大賞に原寛貴さん・駒澤直登さんの作品『. to noise』が選ばれた。『. to noise』は、壁に無数の点を打ち、ボロノイ曲線を発生させ、それを塗りつぶし模様を描いたデザイン。壁に「破く」「ひっかく」「剥がす」「積層する」といったさまざまなノイズ(柄)を生じさせるというもので、これまでのデザイン手法にはない斬新な発想と技術により、審査員の満場一致で大賞となった。

 また優秀賞はジャロンキットカジョン ポッサナンさんの『クリクリおめめ』、審査員賞(谷山賞)は本園師芳さんの『TWIST 白黒ver.』、審査員賞(植原賞)は畑澤真由美さん『up to you』、審査員賞(安東賞)は小野竜哉さん『ochikami』、審査員賞(岡安賞)中崎佑香さん『SETOUCHI』、そして・サンゲツ社員賞は山田佳貴さん『ヒュッゲ(HYGGE)』がそれぞれ獲得した。

 セレモニーでは各賞の発表と表彰式に加えて、審査員(谷山直義氏((株)NAO Taniyama & Associates代表取締役社長)、植原亮輔氏((株)キギ代表)、安東陽子氏((株)安東陽子デザイン代表)、岡安泉氏((株)岡安泉照明設計事務所代表・照明デザイナー/新審査員)、安田正介社長((株)サンゲツ代表取締役 社長執行役員/審査委員長))によるトークセッションも行われ、受賞作品をはじめファイナリスト作品について語り合った。

「サンゲツ壁紙デザインアワード」公式サイト
https://www.sangetsu-award.jp
サンゲツのホームページ
https://www.sangetsu.co.jp

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